ペットの訪問介護

こんにちは!

ヘルパーステーションてtoてです(^^)

2月22日は猫の日でしたね!

今回の画像は、以前友人と猫カフェに行った際に撮影したものです。(可愛い~!(^^))

猫の日当日には、全国各地で猫にまつわる催しが開かれていたようですね。

猫にちなんだニュースや出来事がSNSにはたくさんあげられていたのですが、そのなかで1つ気になる記事があったので、今回のブログで触れていこうと思います。


猫の訪問介護がある

みなさん、ご存じでしたか?

何気なく見た記事で猫の訪問介護があることを知ったのですが、人間と同様、ペットも高齢化したことでそのようなサービスが増えてきたようです。

訪問介護・・・。

同じ訪問介護事業ですし、何より動物は大好きなので、少し調べてみました。

【ペットの訪問介護サービスの内容】

〇飼い主不在時のお世話
〇食事介助(自力で食べられなくなった時や、お水が飲めなくなった時のサポート)
〇体位変換(褥瘡防止)
〇排泄介助(自力でおしっこ、ウンチが出せなくなった時のサポート)
〇投薬の介助
〇動物病院の受診サポート

などなど。

訪問介護のサービス内容としては、人間と大きな変わりはないように思います。

【ペットの介護に、介護保険は使える?】

高齢の方が高齢のペットをお世話する”老々介護”の現状があるようです。

その際、思うように身体が動かせない利用者さんは、自宅に来た訪問介護職員に、「ついでにペットのケージ掃除もしてほしい」と思うこともあるかもしれません。

しかし・・・

残念ながら、現行の介護保険制度内では認められていません。

訪問介護事業は、介護保険サービスの一つです。

高齢者の介護を社会全体で支えるという仕組みの介護保険は、国民が支払ってる保険料で賄われているのですが、保険料だけでは足りません。国と地方自治体から公費も投入されているのです。

国民の貴重な税金が使われている以上、ペットのお世話は対象外というのが国の考え方です。

現状では、保険外のサービスでお願いするか、ペット専用の訪問介護事業所にお願いすることになるかと思います。

【高齢でペットを飼うのはリスクしかない?】

では、年齢を重ねた方はペットを飼ってはいけないのか?と、不安に思う方も多いと思いますが、果たしてそうなのか・・・

調べるうちに、こんな研究結果がありました。

2017年に埼玉県比企郡鳩山町で行われた疫学調査に回答した460人の調査データをもとに、ペットを飼っている人・飼っていない人を対象者とし、月額医療費と介護保険のサービス利用費を調査した。

その結果、月額医療費はペットを飼っている人が48,054円に対し、ペットを飼っていない人が42,260円であり、ほとんど差はなかった。

一方、介護保険サービス利用費は、ペットを飼っている人が676円、ペットを飼っていない人が1,420円と、ペットを飼っている人はペットを飼っていない人に比べ、介護費が約半分に抑えられていたことが明らかになった。

この研究結果により、ペットを飼育することで責任感が生まれたり、規則正しい生活を心掛けるようになったりなど、ペットの存在が日常生活の自立に良い影響をもたらした可能性があると考えられる。

介護保険サービス利用費が半分なんて、すごい結果ですよね!

ペットと触れあうことで気持ちが明るくなったり、家族とコミュニケーションが取りやすくなるなど、介護費以外の影響も大きいかと思われます。

人間も動物も高齢化が進む世の中において、訪問介護事業は必要不可欠だと思います。

しかし、介護保険制度の改正や、昨今の物価高・人手不足により、訪問介護の倒産件数は過去最高件数となっています。

個人的には、老後も自宅で過ごしていきたいと思っているので、訪問介護サービスがなくなってしまうのは困ります。。。

必要としてくれている方や、事業で関わる方、スタッフの方、私たちの未来のためにも、今後も事業継続に向けて頑張っていきたいと思っています!

これからもよろしくお願いいたします(^^)


ヘルパーステーションてtoては合同会社GOATが行っており

岐阜県岐阜市の長良、雄総、正木、鷺山、山県市の一部など、主に岐阜北地域で訪問介護事業を展開しています。

登録ヘルパーさんも随時募集しています。

気になることがありましたら、遠慮なくご連絡ください!

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